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事件発生の隣村…
村長「それじゃいつきちゃん、よろしく頼むだよ」
いつき「はい。隣村の村長さんに渡せばいいだな?おらがんだるだよ!」
いつきは元気に走り出した。
いつき
前回の信長に村を襲われた時に頭として戦いを挑んだ蝦夷総大将。幼いがみんなに慕われている
農民1「いつきちゃんはほんとにええ子だなぁ」
村長「ほんとだな。あの子にはいつまでも笑顔でいてもらいたいもんだなぁ。」
農民1「ほんとだなぁ。」
彼らの願いは届くことはなかった…
~隣村近辺~
いつき「…なんかへんな臭いがしてきただ…
それにいつもなら笑い声が響く辺りなのにやけに静かだ…」
そして…
いつき「……!!!?」
壊滅した村を見たいつきは言葉が出なかった。
いつき「あ…あぁ…いやあああああああああああ!!!!!!
喜助さん!…弥勒さん!みんなぁぁぁぁ!」
村長「いつ…き…ちゃん…。」
いつき「そんちょ…!!?」
血だらけで目が虚ろな村長が力を振り絞り、いつきのところにやってきた。
村長「すま…ねぇだ…いつき…ちゃん…。むら…まもれな…かっただ…。」
いつき「しゃべらなくていいだ!今お医者様連れて…」
ガシッ
村長はいつきの手をつかんだ。
いつき「離すだ!このままじゃ死んでしま…」
村長「もう…ながく…ないだ…いつき…ちゃん」
いつき「いやだ!死んじゃダメだ!」
村長「よく…きいて…くれ…いつき…ちゃん。むらを…おそった…やつは…あおい…おさ…むらい…」
いつき「えっ…。」
いつきは村長の言葉が信じられなかった…。
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