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一方
~関ヶ原~
天下分け目の舞台ともいえるこの戦場で1つの戦が尾張を告げようとしていた。
徳川軍vs長曽我部軍
序盤から長曽我部軍の猛攻で徳川軍は押されていたが、徳川軍総大将徳川家康と戦国最強の異名を持つ本田忠勝の出現で徳川軍は反撃を開始した。
だが長曽我部軍からも鬼と呼ばれた総大将、長曽我部元親と近代兵器滅騎と仁王車の出現で徳川軍は猛攻を防ぎきれず、長曽我部軍の勝ち戦となった。
元親「はぁ…はぁ…家康よぉ、忠勝はつえぇなぁ…あいつ一人で…何十機も壊れちまったぜ」
家康「おめぇこそ、弱ってたとはいえ忠勝を倒したじゃねぇか。」
元親「へっ、敵大将に誉められるたぁ嬉しいじゃねぇか」
家康「ワシはもう動けねぇ。命乞いはしねぇ、殺りな。最後におめぇと会えてよかったぜ元親。」
元親「…。」
元親は戸惑っていた。
それでも刀を振り上げた。
家康の顔は笑顔だった。
すると…
忠勝「!!」
止まっていたはずの忠勝がギシギシと軋む体を動かし、家康の前に立った。
家康「忠…勝…。」
酒井「家康殿を…やるなら…拙者を…倒してからに…」
徳川の武将酒井が傷だらけの体を引きずり同じように立ちはばかった
徳川兵「俺もだ。」
徳川の残党は家康を守らんと、元親の前に立ちはばかった。
その風景を見た元親は…
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