はじまり

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    ~奥州~ 事件から三日後 伊達兵「ひゃっはぁ!たかだか山賊が俺ら伊達軍に勝てるとでも思ったのかよ!」 伊達兵「しょうがねぇよ!村に手ぇ出そうとしたんだからよ」 伊達兵「それにしても、今日も筆頭バリバリだったよなぁ!」 伊達兵「あの六刀流はしびれるぜ!村人全員無傷だもんなぁ!」 伊達兵「筆頭!今日もバリバリでしたねぇ!」 政宗「A~AH?おめぇらは熱すぎだぜ。もっとCOOLにいこうぜぇ」 伊達政宗。 奥州伊達軍総大将。六本の刀を駆使した六刀流の使い手。幼少時代に片目を失い、独眼竜政宗とも呼ばれた。 伊達軍「YA~!!!」 政宗「それが熱いんだよ…」 小十郎「政宗様」 政宗「どうした、小十郎。」 片倉小十郎 幼少の頃から常に政宗のそばにいた。政宗がもっとも信頼する者であり、剣の達人 小十郎「今日もでしたが、背後に隙があり危険でした。もう少し後ろに気を使ってください。」 政宗「AH~?おめぇがいるから背後に気ぃ使わなくてすんでんだぜ。」 小十郎「政宗様…」 政宗「これからも頼むぜ。右目さんよぉ!」 小十郎「無論!」 政宗「フッ…ん?」 政宗は谷底に光るなにかを見つけた。 政宗「なんだありゃ? …小十郎。」 小十郎「はっ。」 政宗「少し寄るとこができた。あいつら引いて先戻ってくれ。」 小十郎「ならばこの小十郎もお供致します。」 政宗「あー大した用じゃねぇよ。少し寄ったらすぐ戻る」 小十郎「承知。おめぇら!いくぞ!」 小十郎は政宗を置いて、奥州に戻った。 これが、黒い歴史の幕開けとは知らずに…
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