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実紗「達也って…ホント馬鹿だね!柚依は達也を信じたいんだよ!?だけど疑ってしまうから…」
俺「………」
実紗「だから達也に直接は聞けないんだよ!!だから柚依は私に頼んだんだよ!!」
実紗の言葉に何も言い返せなかった。
柚依のことわかっていたつもりで本当はわかっていない自分が情けなかった。
俺は高校に入って浮かれ気分だったのかもしれない…
タイプの女の子だからとは言え、心が揺らいだりしていた。
だから柚依のことをわかりきれていなかったことに気付かなかったのかもしれない…
俺は今の自分の気持ちを整理し、振り返った。
今は柚依に何もしてやれない。
そう思うと余計に情けなくなってきた。
そして今日の一部始終を実紗に話した。
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