内緒の秘密 その壱

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ぼくはペット飼うことに憧れがなくて、 動物を育てたりするのが苦手。 入れ込むもん。 それに死ぬのがコワイ。 ちっちゃい頃に動物の惨殺死体ばっかり見たし。 故祖父も。 原型想像したりとか、 展開とその逆が得意なこの脳味噌はときどき余計なオセワをしてくれちゃったりする。 やだな、もう。   さっき久しぶりにリアルに鼻血が出て、 そのまま風呂に入ったらドクドクしてて、 何をしてんだろねー的な…… あ、今回は本、無事です!(←私信?   部屋の床をルミノール反応で見てみると、きっととても眩しいよ。       ※ルミノール(luminol)反応 ルミノールという化合物が酸化されて、3-アミノフタル酸になる反応で、青色の蛍光がでるのが特徴。 化学発光ですね。   この反応は鉄(Fe)、コバルト(Co)、銅(Cu)などのイオンや錯体が触媒になるの。 イオンとは、たとえば鉄の原子(Fe)から電子が抜けたもので(Fe3+)、錯体とはFe3+にアミン(-NH2)などがくっついたもの。 触媒とは、これがないと反応は非常に遅いけど、あると反応が速くなる。   血液の中の赤血球にはヘモグロビン(hemoglobin)というタンパク質が含まれてて、そのヘモグロビンには、ヘム(heme)という鉄錯体が含まれていて、酸素を運搬する働きがある。 血液が赤いのは、この鉄錯体の色。 ヘムはクロロフィルと構造が似ていますが、クロロフィルはマグネシウム(Mg)錯体。 ヘムは鉄の錯体、ヘムが触媒となって、ルミノール反応が進行し、青い蛍光が見えるの。 血液を拭き取ったり、時間がたって乾いてしまっても、微量の鉄錯体が残っているので、ルミノール反応が起こる。   生物発光として知られている、ホタルやウミホタルの光も同じような酸化反応。ホタルでは酸化される物質はルシフェリンで、酸化は酵素のルシフェラーゼが行っているみたい。   詳しくは自分で調べて。 よく知らないから。 ぼくは化学苦手ですし。  
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