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「なんで前回いまいちだったのにレベル上げちゃってんのー!?」
普通下げるだろ!?の声はリボーンの凄まじい殺気によってすぐに鎮まった。
「ちょうど休みだし、さっさと行ってこい」
と無理矢理追い出され、綱吉は玄関で大きなため息をつく。
文句の一つ二つも言ってやりたかったが、相手は何しろ世界最強の赤ん坊だ。無謀にもほどがある。
綱吉は仕方なく黒曜ランドへと重い足を動かした。
***
「おや?」
「どーしたんれすかー? 骸様」
ここは並盛町の隣町の外れにある廃墟、黒曜ランド。
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