標的1

3/5
前へ
/5ページ
次へ
「なんで前回いまいちだったのにレベル上げちゃってんのー!?」   普通下げるだろ!?の声はリボーンの凄まじい殺気によってすぐに鎮まった。   「ちょうど休みだし、さっさと行ってこい」   と無理矢理追い出され、綱吉は玄関で大きなため息をつく。 文句の一つ二つも言ってやりたかったが、相手は何しろ世界最強の赤ん坊だ。無謀にもほどがある。   綱吉は仕方なく黒曜ランドへと重い足を動かした。       ***       「おや?」   「どーしたんれすかー? 骸様」   ここは並盛町の隣町の外れにある廃墟、黒曜ランド。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

257人が本棚に入れています
本棚に追加