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ギリギリ建物の形状は残しているが、とても人が住めるような所ではない。
が、六道骸・城島犬・柿本千種・クローム髑髏はここで暮らしているというのだから驚きだ。
(※この物語りでは余裕で骸は脱獄しています
犬の問い掛けに骸は飲みかけのコーヒーをソーサーに置いて応える。
「いえ、綱吉くんが来るような気配がしたのですが…」
「えー? 気のせいじゃないれすかー? アイツ、ビビりだからこんなとこきっと来ないびょん」
犬のもっともな意見に、それもそうですね。と応え、千種の入れてくれたコーヒーに再び口をつけた。
***
「あ"ー。ついに来ちゃったよー。俺、ここ苦手なんだよなー」
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