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その時オレは小学四年、兄貴は五年。
兄貴は体の成長が速くてもう大人の体つき。
かくいうオレは身長も普通で魅力なかったね。ワラ
結構名門のチームで兄貴はもうレギュラー組。
かくいうオレはジュニアで練習練習。
まぁ二軍ってやつ?ワラ
驚いたのはオレより上手いやつがいっぱいいるんだよ。
負けたくね~!!
オレ多分兄貴の二倍は自主トレしてた。
きがつけば兄貴はレギュラーでしかも四番になってた。
オレが五年になって兄貴が六年になってオレが初めてレギュラーになれた。でも控え。
悔しい!絶対負けない!がむしゃらだよね。
兄貴の代では試合に出させてもらえなかった。
選手層厚いねん。
で兄貴の代が終わってオレらの番!
でも四番にはなれんかった体小さいし、でも努力は続けたよ。
兄貴は中学一年でもう四番取ったって聞いた。
複雑だった。
負けたくない!
素振り、ロードワークは毎日の日課。
でも体は大きくはならなかった。
オレの代の四番は天才型でかなわなった。五番だよ?悔しいよ。
でも日本選抜で四番と五番のオレが選ばれてオーストラリアに試合にいった。
正直オーストラリアは弱い。しかし米国、強い。なんであんなでかいのに俊敏なんだ。ビビった。
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