使い魔契約と奇跡の再会

64/88
前へ
/138ページ
次へ
そのまま地面に倒れ込み、地面を転がり始めた。魔法の範囲から脱出し起き上がる。 「火傷したらどうすんだ!」 上級魔法はまともに喰らえば火傷じゃ済まない魔法である。本来は上級魔法クラスになると魔武器や魔法で防御するのが常識である。 通常の武器になると耐久力が保たず、壊れるからだ。 「こっちから行くぜ!」 梁は自分の得意分野である接近戦を仕掛ける為、走り出す。健市も接近されまいと威力は無いが速度重視の初級魔法を詠唱破棄で発動する。 威力を度外視している為か、梁が持つサバイバルナイフに叩き落とされたりされ攻撃が届かない。 「くそっ! すばしっこい奴め! さっさと当たれ!」 「当たったら痛いじゃねぇか! それに俺は勝負に負ける気はない!!」
/138ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12623人が本棚に入れています
本棚に追加