使い魔契約と奇跡の再会

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「うおぉぉぉおおぉおおおおおぉぉおおおおぉ!!」 避ける。 避ける。 避けまくる。 ただひたすらと梁は避け続ける。傍目からは問題なく避けていると見えるだろう。 だが、何故人間は30%の力しか使えなかったのか。何故、残りの70%を封印しなければならなかったのか。 それは肉体が持たないのだ。100%の力を発揮してしまうと、そのパワーに耐え切れず肉体が崩壊を始めてしまうのだ。 その為、梁は追い詰められている。このまま解放続ければ待っているのは死、だ。 「そのままだと死ぬぞ、人間」 アミラは理解しているのだろう。事実を述べる。 「あの方との戦いぶりを見て期待していたのだがな。残念だよ、餓鬼【断罪の剣】」
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