12623人が本棚に入れています
本棚に追加
アミラからは堕落させられた恨みや文句が出て来ていない。
「私の自業自得だ。自分で選択し、堕落したのだ。それで誰かを恨むなんてのは筋違いだろう?」
声色などを聞いている限り本心を言っているように聞こえる。だが、本心を隠し思ってもいない事を喋る者もいる。
その為、梁には判断出来なかった。アミラが本心で言っているのかを。
「私のことなんてどうでもいいだろ? さぁ、戦いを再開しようじゃないか!」
一一ゴウッ!!!
と、アミラは梁に肉迫する。
そのまま通り過ぎざまに梁の鳩尾に一発。
一一ドウッ!!!
梁の身体が浮いた。そのままくの字に折れ曲がり5メートル程吹き飛んだ。
最初のコメントを投稿しよう!