使い魔契約と奇跡の再会

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アミラは眉を顰めた。女には分からないとはどう意味なのかよく分からないからだ。 「そんなに知りたいのなら教えてやろう。それは・・・・・・・・・・・・お兄ちゃんパワー!!!! である」 「・・・意味が分からん。そんな気持ちひとつで強くなれるとでも言うのか・・・ッ!?」 「貴様・・・俺の葵への気持ちを侮辱する気かっ!! 可愛い妹ーー葵と一緒にご飯食べたいとかショッピングに行きたいとか一緒にお風呂に入って流し合いっこしたいとか一緒の布団で寝たいとかァアァアアァァァアァアァ!!!!!」 興奮し葵が絶対零度クラスの視線で見ていることを梁は気付いていない。 心なしかクラスメイトの梁を見る視線も次第に冷たくなっていく。まるで、変態でも見ているかのごとく。 「へ、・・・変態か」
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