12623人が本棚に入れています
本棚に追加
/138ページ
ゴートンは急に真剣な顔になる。
「まあ、流石にこれ以上酷くなると、お仕置きするがな!」
「そうですか、でも、俺は負けませんよ。そんな最低な奴に」
梁はニッコリと笑って言った。それを聞いてゴートンは吹き出した。
「はははっ! 楽しみにしてるよ、魔力無し君!」
「うっさい!」
「はははははっ」
梁とゴートンの追いかけっこが、始まった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「いいか? 俺が呼んだら入って来いよ」
ゴートンはそう言い残すと、教室に入って行った。
1人残された梁。しょうがなく屈伸運動をすることに。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「おーし、お前等ぁ! 今日はビックニュースがあんぞ~」
「先生、ビックニュースって何ですか?」
「まさか、超絶美少女転校生が来るとか!? ボインですか?! 美人ですか?! 綺麗ですか?! 美脚の持ち主ですか?! 巨乳ロリっ子ですか?! おっとりお姉さん系ですか?!」
「一回黙ってろ、瞬!」
「うぎゃっ!」
ゴートンは煩い生徒の頭にゲンコツを一発入れた。
最初のコメントを投稿しよう!