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☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「…………つ、疲れた……」
梁は死んでいた。まあ、比喩何だが。死ぬほど疲れたと言う事だ。
現在、放課後。
そんな梁は今、机に突っ伏している。先程の度重なる下系の質問も含め、疲れたからだ。
そんな梁に近づく1つの、否、4つの影。
「ヤッホー! りょーー!!」
近づいてきた1つの影――琳華は梁の耳元で、大声を出した。
「……煩い」
「どうしたの? テンション低いよ?」
梁はジトッと琳華を睨む。察しろ、と言うかのように。
だが、琳華は全く気にしない。と言うより、全く気づいてないという方が正しいかもしれないが。
「……猛烈に疲れてるんだ。そっとしといてくれると有り難い…………」
梁はそう言うとガクッと、力尽きた。
「起きてよ! 梁に友達候補を連れて来たんだから~!」
「ああ! もう! 分かったよ!起きれば良いんだろ?!」
梁は半ばやけくそに起きた。それを見て琳華は満面の笑みを浮かべる。
「(……女ってめんどくさい)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「と言うわけで紹介しまーす! 右から、遥ちゃん、夜未ちゃん、変態の瞬!」
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