使い魔契約と奇跡の再会

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「尤も、コイツが闇属性じゃ無いから大丈夫だと思うが……」 ゴートンは、困惑の表情を浮かべながらも魔法瓶を投げつける。 ガシャンと瓶が割れ、中身が瞬に掛かる。 ジュウ、と何かが焼ける音がして、瞬の身体から白い湯気のようなものが噴き出した。 「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙!!!!!!!!!!」 絶叫し、身体から白い湯気のようなものを噴き出しながら転げ回る。 しかも、一向に止まる気配が無い。 今なお絶叫し、転げ回る。 そんな瞬を見てゴートンは、呆れ顔で見ていた。 「…………もしかしてコイツ、心が汚れきっているのか?」 浄化魔法の効果が現れてから数十分。漸く、瞬が落ち着いた。 「……………………長い。普通ならすぐなのに」 本来、浄化魔法の効果の持続時間は負の濃さに比例する。 つまりは、それ程瞬の負が濃かった訳だ。 つまりは、それ程瞬が変態だったと言うわけだ。 何度も言うが瞬が…………。 「流石にしつこいな」 誰に言っているのか、ゴートンはポツリと呟いた。
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