使い魔契約と奇跡の再会

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「少し落ち着け」 「へにゅっ!」 見兼ねたゴートンが遥の頭にチョップを一撃。 遥は奇声を発し、頭を押さえしゃがみ込んだ。 その後、キッとゴートンを睨みつけ、 「何するんですか? 痛いじゃ無いですか」 「精霊が暴走したお前の対応に困ってんだよ。……たくっ。本来、原則として使い魔契約に介入は禁止だってのに」 まあ、原則には例外があるがな、とゴートンは付け加える。 「そんな事よりさっさと契約しちまえ。まだやってない奴がいるんだからな」 「じゃあ、さっさと契約しちゃいますのですよ」 フワフワと漂ってきた妖精が口を開いた。 その後、遥がいる場所に魔法陣が現れた。 「汝を我が主と認める……のですよ」 カッ! と、一瞬だけ魔法陣が青色に光った。 「どっちかの手の甲に紋章が入ってる筈なのですよ♪」 「ホントだ」 言われて見てみると右の手の甲に青い水しぶきの紋章があった。
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