ノ-タイトル①

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冷たい風を受け 見上げた空は 星達できらめき 月は明るく私に微笑む その光に なぜか切なさ覚え 私は涙をこらえることができなかった 冬の空 透き通った星空のその美しさに ただ圧倒され 金色に輝く月は どこか希望に満ち溢れているようだった 私の心から消えた希望の光 いつのまにか 何かを信じ抜く力も 失っていた 夢見る純粋な心も 何かに感動することも すっかり忘れていた 冷たい空気に包まれ 孤独な私は 光を求めさまよい 月が優しく私を見つめる その暖かさに どこか懐かしさ覚え 私は涙をこらえることができなかった 静まりかえった闇の中で 星達の囁きに耳を傾け 月の暖かな光を浴びながら この夜空を綺麗だと思える自分が まだいたんだと気づく 涙がとめどなく流れ 泣けることの幸せを噛み締めながら しばらく月の癒しに浸っていた 星達に祈りを捧げる私の心には 新しく ほのかな光が灯った そんな気がした 愛だとか 夢だとか 私の中の輝きは 消えてしまったと思っていた それでも心は 輝こうとしていたんだ 月の 星達の ヒカリに導かれ…
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