恋の季節☆

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―終わりを告げようとしている夏の午後― 海が奏でる夏の音 海が香る夏の匂い 私は大好きなあなたの隣にいた あなたが タオルを肩にかけてたから そばによった 「あ~、サムイ!半分貸して」 「ん、いいよ」 “そばによったのは寒さのせい” 赤い夕日を見つめて 「海が真っ赤だね」 「周りからみたらオレ達も赤いかな」 “顔が赤いのは夕日のせい” あと一年は来れない海を見つめて 「なんだか切ないね…」 「そうだな…」 “切ない気持ちは海のせい”  ―ほんとは全部        君のせい― END
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