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―終わりを告げようとしている夏の午後―
海が奏でる夏の音
海が香る夏の匂い
私は大好きなあなたの隣にいた
あなたが
タオルを肩にかけてたから
そばによった
「あ~、サムイ!半分貸して」
「ん、いいよ」
“そばによったのは寒さのせい”
赤い夕日を見つめて
「海が真っ赤だね」
「周りからみたらオレ達も赤いかな」
“顔が赤いのは夕日のせい”
あと一年は来れない海を見つめて
「なんだか切ないね…」
「そうだな…」
“切ない気持ちは海のせい”
―ほんとは全部
君のせい―
END
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