サカサマサマは魔女

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「次は音楽か……やれやれ」 「何がやれやれなんですか」 本当に何がやれやれなのか、本人も知る由がないのだからどうしようもない。 明晃は一人、やっぱり誰もいない音楽室の中心で、愛を叫ぶ。 「僕は死にましぇ~ん!」 「いや、アンタが今言うとリアルですから。ある意味唯一生存者だし」
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