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「そうやってまた僕を馬鹿にする!陥れようとする奴がいる!」
明晃は立ち上がり、ヒステリックに叫んだ。
「落ち着いて!落ち着いて下さい、明晃さん!ていうかむしろ黒澤明監督って誉められてると思っていいんじゃないですか!?」
逆さまになり顔を真っ赤にさせている魔女に落ち着いてと言われても、まるで説得力などない。
「ああもう僕なんて………え?そうかな。僕誉められてるのかな?」
「そ、そうだと思います……多分」
「なら、いいや」
意外とあっさり明晃は席に戻った。
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