疑惑地獄

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『う~ん。海野、どうする?お前なんか俺に話あったんだろ?』 もう聞ける訳がない。俺は全力で手を振った。 『たいした話じゃないっす!!ご、ご一緒しましょう!!』 わぁい、ともう一度言って由梨さんが俺の横に座った。 『あ~。やだね~。見せつけられちゃうな~。』 小泉さんはそう言いながら結城さんと向かいに座った。 なんでこうなるんだ…。 聞くなっていうことなのか…。 俺はうなだれながらビールを追加した。
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