勇気そして出会い

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豆電球が薄暗くオレンジ色に照らしテーブルの上に自分の影がぼんやりと映る。 その影が勝手に動きだすのでは‥‥などと考えているうちに冷蔵庫の前えと辿り着く。 まだ謎の音はなり続けている。 アリの大きさ程しかない俺の勇気を振り絞り扉を開いた。 冷蔵庫の明るい電気が暗やみに慣れた俺の目を強烈に照らす。 少し目が慣れた頃、俺は目を疑った。 『エッッ😵⁉』 思わず俺は声を漏らす。 なんと半分ほどお茶が入って倒しておいたペットボトルのなかで3⃣人の小さいオジサンたちが水遊びならぬお茶遊びをしているではないか。 しばらく黙ってみていると一人のオジサンと目が合った。 『君もやるかい⁉』 声が聞こえる。 『俺はその中には入れないからいいやっ🌀』 僕は答える。 『そうか、わかったよ』 オジサンは少し淋しそうに言う。 俺は以外と冷静だった。 今までの不安や恐怖などというものはなにも無く、ただ異様な感じが心を包んだ。ハムを5⃣枚あるうちの1⃣枚食べた。 俺はそのまま冷蔵庫の扉を閉じ布団へと進んだ。横になる。 たぶん一分もたっていなかっただろう、俺はぐっすりと眠ってしまった。
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