何もできない自分

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何もできない自分に、とても腹が立った。ただ清らかな少女の心に、汚れた手が触れていたのが許せなかった。 彼は、そんな自分と同じような状況に立たされている彼女に、なぜか自然と恋心を抱いていた。 「神様がいるとしたら、なぜ僕らだけ愛してくれないのか」
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