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寮に帰っている時、桜は考え事をしていた。
(小中で習う補助魔法は、一切使えなかった。五大属性とかなら、使えるようになるのか?みんなの前でアレを使うのは恥ずかしいし……)
そんな事を考えているうちに、寮の前に来ていた。
(考えても仕方ない、とにかく休もう)
桜は寮に入ると、転移魔法陣にルームキーをかざし、自分の部屋に転移した。
が、そこで事件が起こる。
転移した桜を待ち構えていたのは…………
「あの~、どちら様?」
「………………はっ?」
眼鏡をかけている、背の低い可愛いらしい女の子だった。
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