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皆二クラスずつ、分かれて番号順に計りだした。
監視に、各クラスの担任がついている。
Aクラスから計るので、Bクラスは薫から先ほどの続きを聞いている。
「よしお前ら、今日の属性固定についての重大説明だ!しっかり聞けよ」
薫はそう言うと、一冊の本を懐から取り出した。
「属性固定は、自分が最も資質のある属性を知る為ともう一つ、自分の属性と性格から精製される、自分専用の《魔導書》を作る為にやる」
皆それを聞くと、口々に感嘆の声を上げている。
中等部で習う基礎魔法は、全員共通だったからだ。
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