落ちこぼれの実力?

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「そんなの関係ない。俺は、お前が苛められてるのが気掛かりだった。いつもお前は一人でいた。俺は、ただ見てるしか出来なかった。クラスが違ったから、その時助けても気休めにしかならないと思ってたんだ」 洋祐はそこで一息いれ、更に言葉を繋げる。 「だが、それは俺の傲りだったんだ。お前を助けるなんて、自分でも傲慢な考えだったと思ってる。俺は、苛められても諦めず、魔法が駄目なら勉強で努力していたお前を尊敬してたんだ。だから………だから、俺と友達になってくれ」
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