落ちこぼれの実力?

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洋祐の言葉を聞き、桜は目に涙を溜めていた。 自分の努力を見てくれていた人がいた。 自分を努力を認めてくれた人がいた。 色々な思いはあったが一番嬉しかったのは、自分に友達になろうと……上辺だけでない、表情からも伝わってくる真剣なその言葉に、桜は嬉し泣きした。 「うっ、うん!一茉君、ありがとう!これからよろしく!」 「おいおい、友達なんだから洋祐って呼んでくれよ」 「うん、よ、洋祐、よろしく」 桜と洋祐は、笑顔で固い握手を交わした。
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