遡る記憶~誠意の過ち~

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『少し力を借りるぞ』 魂の書の言葉と共にリリスは意識を失い、その場に倒れ込んだ。 剣を振り上げ男が駆け寄った瞬間、 ブワッ 空気の渦がリリスと魂の書を包み込み一瞬にして消えてしまった。 『なっ?!何処に消えた?』 『もう手遅れだ、おそらく異空間へと転移したのだろう…』 『しかしっ…』 『我々ではなすすべもない』
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