遡る記憶~顧みる悪魔~

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ジリリリ~ン! ジリリリ~ン! 『おぉい…トリッシュ?!何処行ったんだ、まったく』 机に組んだ足を乗せ、椅子の背もたれにもたれ掛かり顔に読みかけの雑誌を乗せて寝ていたダンテ。 仕方なく受話器を取る。 『あぁ~こちらdevilmaycry…』 『あんたが便利屋か?』 不躾な物言いにムッとしたダンテ。 『…悪いが合言葉なしの客は受付てな』 ダンテの言葉を遮り、電話の相手は呟いた。 『魂の書を探して欲しい』
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