遡る記憶~顧みる悪魔~

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有り得ない。 ダンテの頭を過ぎるのは幼い頃の記憶。 魂の書はバージルと二人で真実の鏡に封印した。その後は、一度も無限回路に行っていない。 『俺達以外に魂の書の事を知っているのはあの女だが…』 天井に備え付けられたシーリングファンがゆっくり回転するのを眺めながら、物思いにふけるダンテ。 『ネロ…坊やは元気でやってるだろか…』 『誰のこと考えてるのかしら?』
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