遡る記憶~顧みる悪魔~

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『時間?』 『この仕掛け、俺の魔力では持続させられるのはここまでだ。それに今なら、無限回廊に入ることができる、早く行け』 暖炉の炎が小さくなり儚く消えてしまった。 バージルの声が聞こえなくなった部屋で独り佇むダンテ。 『また…置き去りか…』 苦笑いを浮かべ、拳を握りしめる。そして扉に向かい歩き出した。 ガチャ…
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