遡る記憶~顧みる悪魔~
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『今朝の電話、あんたが?』 『あぁ、スパーダの行方が分からなくてね。息子の君なら魂の書を知っていると思ったわけだよ』 魂の書そっくりなその書物はフワフワとダンテの周りを漂いながら話した。 『それがあんたの本体ってわけじゃないよな?』 『その通り、私の身体はこちらに来ることが出来ない』 ダンテは再び奥へと歩き出した。その後ろを謎の書物がついて行く。
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