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『で、魂の書は何処にあるんだい?』
『それが…俺にも分からん』
ダンテはどんどん奥へと歩いて行く。
『…この異空間に隠しているんじゃないのかい?』
バージルが言っていた通り、この何者かはダンテが魂の書の処在を知っていると見当を付け、尾行していたようだ。
『此処には人間界に通じる地獄門があった…が、スパーダの手によって封じ込められてしまった』
見透かしたかのように何者かが言う。
『あんたが何者で、どうして魂の書を探しているのかは知らないが…どの道ここからは出られない』
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