冥府の案内人

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キラキラと輝く砂を手に掬ってみると、確かに見た目は砂なのに粒の感触はなくまるで絹に触れているようにサラサラと手からこぼれた。 立ち上がり、奥に見える森へと足を踏み出した。 『とりあえず、此処から出ねぇとな』 歩くダンテはすぐ後ろに迫った気配に気付き不敵な笑みを浮かべた。
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