冥府の案内人

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『素敵なおじ様ね』 『お褒めに与り光栄です』 ダンテは楽しそうに微笑みながらリリスに一礼した。 『こちらは、ダンテ様です。色々あって此処に来てしまったらしいのです』 顔なしの言葉に驚き、扉から駆け出しダンテの手を掴んだリリス。 『貴方…あの双子の』 そう言って自分の顔を見上げるリリスを見てダンテも驚いた。 『あんた…まさか』
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