冥府の案内人

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まだダンテが幼かった頃に出逢った、魂の書を探していた女。 バージルとやり合った後、魔界へ還ったはずが何故此処にいるのか。 『フフ。まるで幽霊でも見たような顔ね』 リリスは嬉しそうに微笑んだ。 『どうして…』 ダンテは何か尋ねようとしたが、顔なしが慌てて横槍を入れた。 『立ち話もなんですので、中へ入りましょう』 『そうね、中で話しましょう』 『あぁ』
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