冥府の案内人

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『貴方には自分と同じ顔に見えているんでしょ?顔なしが』 リリスは目線をダンテから顔なしに移した。 『あぁ~、それで』 パチンと手を叩いてダンテを見る顔なし。 『じゃあリリスにはどう見えてるんだ?』 『そのままよ』 『そのままって…』 『骸よ。骨って言えばいいかしら』 ダンテは不服そうな顔で顔なしを見た。
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