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何か小声で呟き、赤いグローブをした方の手を強く握り絞めたバージル。
すると3本の青い幻影刀が現れた。
そして、晴れ渡っていた空は厚い雲に覆われ陽の光りが遮られた。
『天候まで左右できるの?…まぁ私には好都合だけど』
言い終えるのと同時にバージルは幻影刀を回転させ、女目掛けて放った。
『ふふ、残念。』
勢いよく放たれた幻影刀は、その狙い通りバージルの体に突き刺さっている。
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