遡る記憶~誠意の過ち~

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ガチャ… 鉄のドアが、ゆっくりと開いた。 プルートーか父が戻って来たのだろうと思っていたリリス。 ドアから現れた人物に釘付けになった。 『…』 『カ…ト?カト居るの?』 『お母様っ!!?』 リリスの声を聞いて力なくその場に座り込んだ女性は病室で眠っているはずのリリスの母だった。
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