遡る記憶~誠意の過ち~

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『こんな状況だというのにマルクル様は一体どうなさったのだ?!』 『マルクル様は心を失われてしまった…あの方のためにも我々でこの魂の書を葬り去るのだ』 ?! リリスは耳を疑った。 『魂の書を葬り去るですって?』 事は一刻を争うようだ。今リリスが飛び込んで行ったところで、捕まるのは目に見えている… 『何か注意を反らすものは…』 リリスは辺りを見渡した。
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