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*戒×白獅子*
最初は只の暇つぶしだった
コイツと身体を重ねる度に 俺の中にモヤモヤが増えていく
いや…コイツと身体を重ねたコト自体 俺は忘れてしまった
「今すぐ犯したいって気がする……なぁ…俺、そんな顔してるだろ…?」
「……お前を拒む理由は無い お前の好きにすれば良い」
俺に散々酷い扱いをされても 何でコイツは、こんなにも俺に従順なんだ
コイツの代わりは幾らでも居るのに 何で俺は、コイツに執着しているんだ
その答えは、記憶の無い俺には分からない
俺の記憶を見付ければ 答えが分かるのか?
違う
過去の俺の記憶には、俺の求める答えなどない
俺より一回りも二回りもデカいコイツを組み敷き 本能の赴くままに貫き欲望を吐き出す
その繰り返し
なのにコイツは、愚痴一つ零さず 俺を楽しませ俺を満足させる
どうして?
「……あれ?…俺…何してたんだっけ…?」
どこかに消える記憶
身体に残るぬくもり
「何でも無い…まずは服を着ろ」
「あれ?…何で俺もお前も脱いでるんだ?」
モヤモヤが、また増える
減るコトの無い モヤモヤ
「……あれ…?」
不意に 一筋の涙が頬を伝った
「……安心しろ…お前の記憶から消えようと、お前の側に居る」
「何ソレ、」
俺の頬を拭い離れて行く指を追い 自分の指を絡ませた
「今すぐ犯したいって気がする……なぁ…俺、そんな顔してるだろ…?」
「………」
モヤモヤが、また増える
減るコトの無い モヤモヤ
俺が時間を…記憶を手にしても お前は俺の側に居てくれるのか?
*****
突発的カイ×アルビノ
最初はぬるくね…ぬるくて段々激しくなる←
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