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「何か実感わかないな、場所がキツイ事以外は…」
そう言いながら和磨は校門の前に立っていた。彼の周りにも同じように立っている生徒がいた。
季節は3月中旬
彼らが今いるのは受験を受けた高校の校門だ。
今日は受験の合格発表日なのだ。
「合格していれば良いけどな~……」
そう言っていると門が開き始めた。生徒逹は続々と中に入っていく。そうするとすぐに3つの分かれ道に行き着いた。道には看板があり、右が魔術科・左が超能力科・真ん中が普通科と書いてあった。
和磨はそのまままっすぐ進んで行った。
「ハァ、あれって魔術でも超能力でも無かったんだよなぁ」
和磨はそう言いながら3ヶ月前の事を思い出した。
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