オ知ラセ致シマス

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私は中学2年生の真帆。 いわゆる中弛みって時期にきているんだ、最近は勉強も部活も身が入らない。 今日もつまらない授業を聞きおわり、チャイムと共に欠伸をだした。 ふあ~ぁ~… … チラッと窓の外を見る。陽の光がじりじりと校庭を焼いている、平凡な光景…。 つまんない。暇。眠い。面倒臭い。そんな思いで満たされた私に、クラスメートの梨子が話しかけてきた。 「ねぇ真帆、『紅涙の怨念』って知ってる??そういう遊びらしいんだけどさ~…興味ない??」 少なくともつまらない授業よりは面白そうな話だった。欠伸を噛み殺して尋ねる。 「なにそれ~コウルイノオンネン??微妙に怖そうなんですけど…遊びなの??」 「そっ!!昨日メールが来たんだけどさぁ…送ってきた奴が誰かわかんない変なメールでね…。そのメールに書いてあった遊びなの」 …メール?? 「へ~何かホラー要素がありそうな感じじゃん!!どういう遊びなの??」 梨子がニッコリしながら携帯を渡してくる。 それを受け取り画面を見ようとした時、肩に誰かの手が乗せられる。 振り返ると瞳と優奈が私の後ろに立っていた。 「な~に二人で楽しそうに話してんの~??え…コウルイノオンネン??」 瞳と優奈が私と一緒に、梨子の携帯の画面を覗きこんだ。
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