‡骨董人形‡〰Ⅷ章『記憶』⑨〰

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‡骨董人形‡〰Ⅷ章『記憶』⑨〰

雀は揚羽の小さくて冷たい体を強く強く抱き締めた。 「雀・・・?」 「気持ち悪くなんてないよッ‼私は揚羽が大好きだもん‼」 雀は温かい涙をいっぱい流した。その一雫が揚羽の硝子玉の瞳に落ち頬から滑り落ちた。 「だからそんな悲しい顔をしないで😞」 「雀、私・・・嬉しいわ・・・」 こんな小さな体で辛いことを過ごしてきたんだね 大丈夫、これからは私が貴方の傍にいるからね 「クス・・・♥」
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