‡骨董人形‡〰1⃣1⃣章『始動』〰

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‡骨董人形‡〰1⃣1⃣章『始動』〰

現在の時刻午前零時 そんな静寂な夜、揚羽の耳に入る命令 【揚羽ョ 目ヲ覚マシナサイ 狩リノ時間ダョ】 「Σッ・・・はぃ」 揚羽はゆっくりと上半身を起こし隣で無防備にスヤスヤ眠っている雀を視界にいれた。 「無防備な寝顔ね・・・本当にお馬鹿さんね♥ 揚羽は眠っている雀に近づき手をかざした。 -パサ なにかが落ちる音がした。揚羽が視線を向けると一枚の写真があった。 【ホラホラ✨揚羽はもっと笑って😆✋】 【え、えぇ💧】 揚羽はちょっと恥ずかしそうな表情で写っていた。 今までマスターと写真を撮ったことがなかった。 「Σは、なにやってるの私は‼ちゃんと命令通りにやらないと・・・」 揚羽は雀にめがけて妖しく光る刃物を振り下ろした。 →
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