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「やろうと思えば今この場で、個室を作り上げお前を強姦する事だって可能なんだぜ?」
「ご…っ!?」
男に…抱かれるってのか…?
「お前結構敏感だしなぁ…楽しめそうだよなぁ…?」
あー…何でこんな事に…有り得ない…。
夢だと、思いたかった…
「わ…かった…乗せる…から…」
これは逃げられそうもないと、そう、悟った。
「本当か?学?」
「ん…あぁ…」
俺よりも背が高いクセに、顔は無邪気だ。
ありえない。男だぞ?それも宇宙人に惚れられ、強姦されそうになるなんて…。
ガチャンと音を立て車の中に乗り込む。
「…?入らないのか?」
「いや、乗り方が分からねぇから、俺飛んで後追うわ。」
飛んで…?
あぁそうか、コイツは何でも出来るんだったな。
てか飛んで付いてくるって、そのまま車の後ろから宙を浮いてって…事か?
考えた所でありえないと頭を振った。また何かに巻き込まれそうだ。
「まったく…」
ガチャンと下りて、奴の元へ向かう。
「ほら。」
扉を開き、乗れと合図した。
「ぇ、いいのか?」
「何を今更…とにかく乗れ。ただし、付いたら会社だから、後付いてくんなよ。」
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