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あの頃は私とハル、秋山そして白岩でよく話をしてた
帰る方向がみんなほぼ一緒だったコトもあって
仲良かったんだよね
だけど私と白岩だけはいつもケンカしてた
「アホじじぃ」
『うっせぇよ!!バカ』
「バカって言ったほうがバカなんだよ」
『なんだと』
これが毎日続いていて初めは言い合ってたくらいだったのに、いつの間にか足がでたり手がでたりしてた
まだ小さい頃だったコトもあり、あんまり`男だから女だから´っていうのもなくて
でもアイツなりに考えてんのか傷にならない程度に力をいれてたみたいだった
そんなコトをしらなかった小さい頃の私はいつも友達と話せば、
「白岩は最低のやろーだからネ
バカだしさ…」
アイツの悪口ばっかりで
悪口いう割には嫌いじゃない自分がいて
すごくもやもやしてた
そのもやもやは恋だということをしらずに…
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