入学式―出会い―

2/3
前へ
/34ページ
次へ
―四月― 入学式 蒼依「うわぁ…。今日から私、ここに通うんだなぁ。」 ここは、主人公蒼依の通う高校『桜坂城鐘高等学校―サクラザカシロガネコウトウガッコウ―』だ。 族に言う、『お金持ち学校』だ。 先生「貴方、遅刻しますわよ??名前は?」 蒼依「あ、失礼いたしました。」 先生「あら、貴方は中嶋財閥の…」 蒼依「中嶋蒼依です。」 蒼依は、礼儀正しくお辞儀をした。 先生「まぁ、まぁ、まぁ。今日は、入学おめでとうございます。」 蒼依「ありがとうございます。あら、時間ですので失礼いたします」 蒼依は、ニッコリと笑いもう一度お辞儀をして教室に向かった。 (はぁ…。疲れた。やっぱり、先生はどこも同じだ…。) 「私が中嶋財閥の跡取りだって知った途端態度を変えやがって…」 中嶋財閥は、日本で二位の地位だ
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

206人が本棚に入れています
本棚に追加