206人が本棚に入れています
本棚に追加
―四月―
入学式
蒼依「うわぁ…。今日から私、ここに通うんだなぁ。」
ここは、主人公蒼依の通う高校『桜坂城鐘高等学校―サクラザカシロガネコウトウガッコウ―』だ。
族に言う、『お金持ち学校』だ。
先生「貴方、遅刻しますわよ??名前は?」
蒼依「あ、失礼いたしました。」
先生「あら、貴方は中嶋財閥の…」
蒼依「中嶋蒼依です。」
蒼依は、礼儀正しくお辞儀をした。
先生「まぁ、まぁ、まぁ。今日は、入学おめでとうございます。」
蒼依「ありがとうございます。あら、時間ですので失礼いたします」
蒼依は、ニッコリと笑いもう一度お辞儀をして教室に向かった。
(はぁ…。疲れた。やっぱり、先生はどこも同じだ…。)
「私が中嶋財閥の跡取りだって知った途端態度を変えやがって…」
中嶋財閥は、日本で二位の地位だ
最初のコメントを投稿しよう!