入学式―出会い―

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だから、先生や友達は態度を変える。 蒼依には、信頼出来る友達なんて一人もいない。 恋もしたコトない…。 ガラ 蒼依「遅れてすみません。」 蒼依は、後ろのドアからゆっくり入った。 担任「お、おぅ。中嶋蒼依か。座っていいぞ。」 まただ。 特別扱い。 蒼依「はい。」 お金は、大切だ。 でも、そこまでしてそんなに地位が欲しいのだろうか…。 それとも、贅沢なのだろうか…。 「遅れてすみません」 蒼依が席に着いたと同時にドアが再び開いた。 蒼依と同じセリフを穿いて…。 先生「山口龍汰か…。座れ…。」 龍汰「はい…。」 蒼依と龍汰…。 これが、二人の出会いだった…。
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