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そこには、風崎 透琉(カザキ スクル)が、いた。
「風崎くん!?」
〈風崎くんは、楓の彼氏で暁とも仲よしくんだ。そして、あたしのよき、相談相手だ。〉
「―――っ、びっくりしたぁ。汗‥‥‥??何叫んでんの?」
亜矢は、暁がしつこいこと―イライラさせてくることを、涙目ながらも話した。
「ぁ―あいつ、篝火だけはすっごい!執着してるからなぁ―嫌なくらいイチャイチャ、ベタベタ‥汗。」
『~~~~~悩汗』
2人共黙って、ただ悩む。
(風崎くんは、何かとあたしのことを、理解してくれる。)
(だから、話しやすい。)
(楓にも、相談はするけど‥‥楓は、パシられてる割には、何かと暁の片をもつ。)
そんなことを、亜矢が思って考えていると‥‥
風崎が、亜矢の髪をグシャグシャに撫でた。
「――っな、何!?」
「っんな顔すんなって!笑―暁だって、悪気があってやってる、訳じゃないって!なっ!!」
「――うん。」
(優しいなぁ~。落ち着いてるし、こーゆー人が、彼氏だったらなぁ~。)
「じゃな!!」
っと、風崎は屋上を出て行った。
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